ExcelCreator 基本操作 - 自分用メモ

公式の関数一覧みたいなのしかなさそうなので簡単に紹介。

ExcelCreatorは、テンプレートとなるExcelファイルを読み込み、表操作を行って新しいExcelファイルとして出力します。

インストール後、以下を参照に追加。

ExcelCreator.Shared.v{バージョン}
ExcelCreator.Xlsx.Creator.v{バージョン}

※「xls」を使用したい場合、「ExcelCreator.Xls.Creator.v{バージョン}」を使用

インスタンス使用準備

// インスタンス作成
private System.IO.MemoryStream MemoryStream= new System.IO.MemoryStream();
private XlsxCrator Xlsx = new XlsxCreator();

// テンプレートとなるExcelファイルを開く
Xlsx.OpenBook(MemoryStream,"物理ファイルパス/xxx.xlsx");

// プロパティの定義
private int sheetNo = 0;

セルの値設定

Xlsx.Pos(int sx, int sy).Value = "test";

※セルを跨ぐ（被る）テキストなどがある場合、その隣のセルに空文字を設定すると文字が切れます。何も設定しない or nullを設定ならOKです。例）

f:id:hoshi_sbg:20200316114447p:plain — この場合、B列に空文字を設定してしまうと、↓の画像のようになる。

改シート

/*
sheetNo：現在のシートNo（初期値=0）
insertPosition：現在のシートNo + 1
sheetName：被らない名称。被ると改シートされない
*/
Xlsx.CopySheet(int seetNo, int insertPosition, string sheetName);

// シートNoインクリメント
sheetNo++;

/*
シートNo更新
Xlsx.SheetNoに値をいれることで、操作するシートを選択する
*/
Xlsx.SheetNo = sheetNo;
//

行コピー

セルの範囲指定でコピーするメソッドもあるが、borderが消えた。やり方が間違っていたのかもしれない。とりあえず一行ずつコピーする

// コピーしたい行のシートが現在のシートと異なる場合、コピーしたいシートをアクティブに
Xlsx.SheetNo = 0;

// 指定した行をコピー
Xlsx.RowCopy(0);

// コピーしたい行のシートが現在のシートと異なる場合、現在のシートに操作を戻す。
Xlsx.SheetNo = 1;

// 指定した行に貼り付け
Xlsx.RowInsertCopied(1);

// ※複数行がマージされていた場合、マージが解除されるので再設定。
Xlsx.Cell("A1:B2").Attr.MergeCells = true;

出力

Xlsx.CloseBook(true);
return Controller.File(MemoryStream.ToArray(), "application/force-download", "ファイル名")

サーバに保存

Xlsx.CloseBook(true);
var file = MemoryStream.ToArray();
var FileStream = new FileStream .FileStream("物理パス", System.IO.FileMode.Create, System.IO.FIleAccess.Write);
FileStream.Write(file, 0, file.Length);
FileStream.Close();